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『役員退職金支給を知人株主に知られたくない』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号507号)

メルマガの一部を公開しています。
------------------------------ 2022/11/16 ---------


 ヒューマンネットワーク
 メールマガジン 507号

 日本全国 13,068人の経営者へ配信中!

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杉谷拳士という野球選手をご存知でしょうか。
北海道日本ハムファイターズに所属し、
今季で14年間のプロ野球人生に幕をおろした選手です。

杉谷選手はテレビ番組等、
野球以外の場面でも活躍、
まさに記録よりも記憶に残る選手であり、
多くの人々から愛された選手でした。

そんな杉谷選手が引退会見で放った言葉は、
とても前向きなものでした。

▽続きは最後に▽


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■ 経営に役立つ書籍より ■


◇ オーナー社長の退職金17 ◇

※弊社代表と小林進税理士ほか共著
『オーナー社長の退職金』
(大蔵財務協会刊)より抜粋して掲載します。


社長の退職金 議事録作成マニュアル3

退職金支給の局面では、
株主総会を開催したことにした議事録を
税務署に指摘され、
否認につながっているケースがあります。

そこで、税務署が指摘する中小企業の
「株主総会の開催」に焦点をあて、
形式的要件を抑えることを目的に作成した
議事録作成マニュアルを連載します。

◎パターン2
 株主に親族以外がいる場合1

Q10:
当社では、私と息子の他に
知人が株主になっているのですが、
退職金を支給する際、
知人にも知らせなければなりませんか?

A:
株主総会に出席し、
議決権を行使したり意見を言うことは、
株主に認められている権利です。

株主総会を行うにあたり、
株主である知人を無視して
手続きをすることはできません。

知人の株主にも
株主総会を行う旨を
必ず通知しなければなりません。


Q11:
知人は友好的で、反対することはないので、
今までと同様に株主総会の連絡をしないで
決めてしまってはダメでしょうか?

A:
株主総会は、法律上決まった手続きを踏んで
開催しなければならず、
それを怠ると最悪の場合、
決議自体が無かったことになってしまいます。

そして、株主総会を開催する場合、
必ず知人に連絡することも、
法律で決められています。

法律上の手続きをきちんと踏んでいない
株主総会で決めた事項は、
のちに税務署から調査の際に指摘を受け、
株主総会が無かったのではないか、
との疑いをかけられてしまいます。
これは、議事録が
存在していたとしても同じことです。

たとえ知人が友好的であったとしても、
税務調査の際、調査官が、
知人の株主に退職金支給決議の
株主総会について質問した場合に、
「総会があったことなど知りません」
という回答をしてしまうと、
決議の存在そのものが疑われてしまい、
追徴課税を受ける可能性が高まります。

何よりその知人の方も
大変な事態に巻き込まれてしまいます。
法律の手続きに沿って、
株主全員に通知しておきましょう。


Q12:
知人の株主を、
退職金支給と無関係にしたい場合、
どのような方法がありますか?

A:
知人から株式を買い取り、
知人が株主でなくなれば、
退職金支給の株主総会の通知を
行う必要はなくなります。


ご不明な点は、弊社宛お問い合わせください。
次回に続きます。


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△冒頭からの続き△

杉谷選手が引退会見で放った言葉は、
「引退会見という言葉は使いたくありません。
前進会見ということで、
これからの人生を前進していきます」
というものでした。

常に明るく、前を向き続ける姿勢はまさに
野球選手としてのプレースタイルや、
テレビに出演した際の立ち居振る舞いに表れています。
だからこそ多くの場所で、
沢山の人々に愛され続けたのでしょう。

世の中は、ここ数年、
後ろ向きになる出来事が多数ありました。
でも、少しずつでも前を向いていけるように、
「前進」という姿勢は、
大切にしていかなければならない。
そう感じさせてくれる"前進"会見でした。


最後までお読みくださいまして、有難うございました。

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